2011年11月14日月曜日

スコップ団東京 山元町の家4軒 空

11月12日、宮城県山元町。
東北に来るたびに思うんだけど、空が、すごくきれいなんだ。すごい綺麗。
みずみずしい秋の、高くて、遠くまでつながっていくような、せつないような、青。
何度かスコップの手をとめて、見上げずにはいられなかった。本当にきれいなんですよ、東北の空も、海も。


そんなことに気をとられているのは、僕がまだ、震災の被害を他人事のように感じているからなんだろうか。


家族や恋人や、友人を失った人は、どんな気持ちで、この空を見るんだろうか。


そんなことも解からずに、復興の手伝いなどしていいんだろうかと思いもするけど、じゃあ自分はなんでこの空をこんなに、せつなく美しく感じるのかも、それすらも解からないので、

なんでもいいか。








11日金曜の夜、まだ小雨の舞い残る中、スコップ団東京、日比谷に集結。めちゃめちゃ揺れるバスで、夜霧の東北道を走る。











早朝宮城入り。スコ東を加えて今日はかなりの大人数!いろんな都道府県から来てるみたい。現場は計4件!いくぜスコップ団ジャパン!










海砂まみれの棚からお鍋が出てきまして、住人の方にこれはどうしますかと尋ねたら、あぁこれ、お母さんが気に入って使ってたやつだ、だけど…って、

中はきれいです、といったら、じゃあって、とっておくことになさった。



…。




活動中の詳細はだんちょーブログからどうぞ。http://blog.goo.ne.jp/cheapdust/d/20111113



終了後、パンダさんに連れられて機材の荷降ろしを手伝いに山下駅近くの工務店さんに行ったら、家の中からちびっこが3人、こっちに手をふってきた!なんだ!?もしかしてスコップ団がちびっこにも大人気で、それで俺にまで手をふってきたのか!すげーな…(-_-;)
まーその間に行われた集合写真の撮影には入れなかったがね…。ちびっこの心に残れれば十分さ…。


さてスコップ団東京はその後仙台近くのスーパー銭湯で汗を流し、またすげー揺れるバスで東京へ帰りました。バスコップを企画運営して下さった方々に、本当に感謝申し上げます。

0泊3日の行程はエキサイティングだった。大勢の人と知り合い、想いと目的をひとつにできた。スコップ団で知り合う方々はみんなホントに良い人ばかりだ。世の中にはいろんな人間がいて、やな奴も悪い奴もたくさんいる。オセロみたいに並べたら、どっちが多いんだろう。ちょっとでもいいから、愛や優しさの色のほうが多いといいな。



もう夕暮れが早い。まだの方、見に来てくださいよ、美しい東北の空。

2011年11月4日金曜日

熊谷浩太郎はスコップ団東京も(勝手に)応援しています

11月2日、門前仲町にて行われた、なんですか、緊急連絡会&交流会か?だんちょーとかに会おう会、、に参加させて頂きました。簡単にご報告致します。




報道担当パンダ氏も緊急参戦
 まずは団長から、スコップ団の今後の活動予定とその期限に関してのお話がありました。お察ししきれない苦悩があっての決定とご理解致します。被災された方々のため、あまりにも大きく、多く、ご自分を犠牲にして来たのだと思う。


それから花火大会の開催の正式発表。天国の人々のためなので、雨でも雪でもやるとのこと。やる。目標はご存じ20000発。




さて飲む。

向こう三軒両隣の方々とも親しくご歓談。だんちょー殿、タケチンかつや両氏ともお話ししました。

カツアゲなう。
改めてフェイスブックってすごいよね…。フェイスブックだけじゃないけど、これを媒体にこんな繋がりができるんですもんね。これで革命が起きる国もあんだから…。



団長、ミュージシャンの逢坂泰精さんと。音楽仲間だ!
被災地で現地のかたとお話しする時もそうなんだけど、どんな顔して話ししたらいいかわからなくなるんだよね…。俺なんか何か月も経ってからフラッと行っただけのトウキョウのヒトじゃんか。だけど団長達が経験してきたことは、俺には想像しきれない未曾有の出来事。言葉を、どんな風に受け止めてどんな風に選べばいいのか、今もよく解からない。だけど、会って話が出来て本当によかった。



最後にご挨拶
 
接吻後
一軒目を出て…


ぐだぐだの集合写真
からの…


二次会突入。


さてそろそろ縁もタケナワ。みなさん明日もお忙しいようですし。

またスコッピングでお会いしましょう。

こんな、

まるで何気ない飲み会みたいに楽しげな夜が、

あんな出来事をきっかけにしているというのは、

いったいどういうことか。

何気ない日常にもっと感謝することが、

生きている人間の何よりの義務なように思います。



やろう。




熊谷浩太郎はスコップ団を(勝手に)応援しています

10月28日(金)、西荻窪「Terra」で行ったライブでは、チケットとCDの売り上げをスコップ団に寄付させて頂きました!微力ゆえ集まった額は大きなものではありませんでしたが、ご理解頂いた皆様の赤誠として、有り難くお預かり致しました。

お越し下さりご協力下さったみなさん、それから一緒にライブを盛り上げてくれた「sweetsweet river」さん、本当にありがとうございました!!みんなが被災した時はなるべく早く助けに行くからね。


振り込んだのは新しくできたゆうちょの口座のほうなので花火大会用ですね。2012年3月10日(土)、スコップ団は泉ヶ岳で花火を打ち上げます。天国にいる人々へ、追悼の。
詳しくはhttp://blog.goo.ne.jp/cheapdust/d/20111027 そんなに詳しくないけど!



2011年10月24日月曜日

スコップ団に参加したこと 後編 山下小学校の復興祭り

初めて東北に復興のお手伝いに訪れたのは、遅れ馳せながら6月でした。福島県いわき市に3泊、宮城県仙台市に3泊。ひょんなことから訪れる機会を得た初回だったけど、その後は行く度にいろいろな想いが重なっていきました。はじめは、うまいこと現地で人脈を作って、歌を歌ったり踊りを披露して人を励ましたり出来たらいいなとか考えていました。だけど甘かった。考えが全然甘い馬鹿者だった。


子供のころから、人がしないことを、人が真似出来ないようなことをやってやろうという功名心むき出しの子でした。そしていつも、自分の心が本当に求めていることだけをしたい、よどみなく己の道を歩みたい、燃えカスの残らないような温度で、いつも火のようでありたい、そういう生き方に憧れてきました。そして叶うなら、死に様を自分で選べるような人生でありたいと思ってきました。

なぜこんなことを書くかというと、スコップ団のことを書きたいからです。彼らは震災当初から、大変な悲しみと困難の中、休みなくよどみなく、時に多額の私財を投げて、被災地の方々のために戦い続けてきました。今もです。
団長殿のブログを読むといつも、胸が熱くなります。そして、不敬で不謹慎かも知れませんが、ちょっと悔しくなります。それはあんなにも全力で誰かのために戦っている姿が、うらやましいからです。恥を忍んでそれは素直に認めようと思う。あんな風に自分の全力を注ぎたい、誰かを助けるために、笑顔にするために、自分の全部を燃やしてみたい。

自分は売れてないミュージシャンです。まだ自分のことで精一杯の。早く売れて社会的影響力や経済力があれば、もっと誰かの役に立てたのにと、悔しく思っている。せめて可能な限り被災地を訪れお手伝いをし、東京に帰ったら大勢の人に東北のことを伝えたいと努めています。でも、なかなかうまくはいかない。思いのほか人は関心をもってくれない。トウキョウではもう、ちょっと前のできごとのように、過去の履歴になりつつあるみたい。微力ゆえ、人々の関心をつなぎ止めておくことが出来ずにいることが、本当に申し訳ない。



さて独白のような前置きが長くなりましたが、、この日は一日で4件の現場をこなしたスコップ団。しつこいようですが詳細な作業の様子は団長ブログを。http://blog.goo.ne.jp/cheapdust/d/20110920

作業は薄暗くなるまで行われた。最後のお宅では床下の泥カキに苦戦。構造上、大掛かりに床板を壊さないと全部は掻き出せない。床下に這いつくばってケルヒャーを握る団長の姿に胸が熱くなる。俺もちょっとは真似しよう。床下にもぐって最後は手で泥を掬う。

家主さんの、「もう十分です。こんなにやって頂けたなら…」という言葉で終了することに。

ペットボトルの水で目や鼻に入った泥を洗う。手袋に穴があいちった。
少しは役に立てたかな。




仙台まで帰らなきゃいけないうちらは、ヨコシンさんという初期からの本隊メンバーの方の車に乗せて頂いた。ほんで急きょ、山下小学校で行われてる復興祭りに寄ってもいいかなとおっしゃるので、一緒に連れてって頂きました。



夜の校庭での秋祭り。カレーとかかき氷とかがあって、子供たちがお手伝い。たくさんのキャンドルが飾られて、バンドのライブ演奏も。


参加料を払うとチケット代わりにピンクのガムテをくれる。それを肩とかに貼れば場内食べ放題。っていってもうちらが行った時にはもうだいぶなくなってて、でもカレーのルーとソーセージの焼いたやつ、あとかき氷をもらった!
すごくおいしかったよ。本当に。牛タンとかさ、東北宿泊中いろいろ食べたけど、今日のが一番おいしかった。おいしくて、少し泣いた。おなかすいてたからかな。






ブルーハワイ。













どさくさに紛れてスコップ団本隊の皆さんとパチリ。貴重なお写真。ヨコシンさん本当にありがとうございました。

また必ずお手伝いに来ます。

2011年10月23日日曜日

9月18日のこと 前編 スコップ団に参加 

仙台。

国分町のカプセルホテルに宿泊し、今日はスコップ団に参加するため早朝から山下駅へ向かう。常磐線が運行している亘理まで行き、運休中のその先へはバスで。山元町役場前へ。そこでスコップ団にピックアップしてもらう。ようするに車で迎えに来てもらう。ありがとうございます。

また参加出来て、本当にうれしい。団長や知人、前回お会いした方々にあいさつをし、テンションもますますあがってきた。
さて今日の現場は,
山元町のおうち数件の泥カキ片づけ草刈清掃。9月後半とはいえまだまだ暑い。ペース配分にも気をつけつつ全力でやるぜっ。


作業中はもちろん写真は撮れないので、活動の様子はだんちょー殿のブログからぜひご覧ください。http://blog.goo.ne.jp/cheapdust/d/20110920
またしてもちろっと写ってますぞ俺。


休憩中に…
 復興が少しづつ進んでいろいろなシステムが正常になるに連れ、廃棄物の分別が細かくなる。木材、樹、紙類、コンクリ、ガラス、陶器…、今は20種類くらいに別れてるみたい。大変だけど復興が進んだ証か。




濡れた畳は重い。

ひと夏で草は驚くはど伸びる。

エアコンの室外機は壊すとなんかのガスが出てきてちょっとビビるけど心配ないみたい。

大勢で力を合わせるとすごいことが出来る。


覚えておこう。東京が大災害に見舞われた時のためにも。



スコップ団のトラック。機材運搬はもちろん、現場移動の際はみんなで荷台に乗ったりもする。おほっ。












まとにかく僕のブログよりもだんちょーのブログを見て下さい。http://blog.goo.ne.jp/cheapdust/



参加出来たことを、生涯誇りに思う。

2011年10月21日金曜日

2011年遠野祭り 祈り 賑わい 





さて…、9月17日(土)。この日は遠野でお祭りがあります。「遠野まつり」です。前回遠野を訪れた時、駅前の呑み屋「Den」のかたにすすめられ、今日はお休みさせてもらってお祭り見物。
今年は震災の影響で開催も危ぶまれまた観光客もやや少ない中、決行された豊穣と安寧、そしてもちろん復興への祈りを込めたお祭りです。こういうのに参加するのもまた復興支援かと。

午前中に到着した友人と合流し、実は昨日の現場で、お手伝いしたおうちのお母さんがくれた缶ビールを宿で冷やしといた!一本は宿の人にあげて、あとはうちらで。そいつを頂きながら…



オープニングを飾る太鼓
 通りの向こうからなにやらいろいろやって来ました…。




盛り上がってきてビールも2本目。



東北名物 鹿踊り

にーん。



勇ましくも美し



ご立派。





観光客に囲まれて… ナイススマイル頂きました。




…。



ひととき、被災の悲惨さを忘れさせてくれた賑わい。

実り多き秋を、

国の安寧を、

東北の復興を、

悲しみを乗り越えて、人々の幸せを、

心から祈ります。

祈る、ということのせつなさを、尊さを、こんなにも思った年はない。


そろそろさよなら遠野。夕方のバスで仙台へ向かう。


明日は「スコップ団」に参加する。



おい、見ておれ。この国は美しくて強いぞ。





2011年10月18日火曜日

石巻日日新聞のこと 

余談ですが、、

実は石巻日日新聞社に記者として勤めている友人がいまして、そんなこととは知らずにいましたが先日テレビ番組「情熱大陸」でとりあげられていたのを知り、疎遠になっていたのでメアドなどはわからず、新聞社に手紙を書かせて頂きました。そしたらすぐに返事をくれ、本人も九死に一生を得る体験をしながらもその後大変な状況の中、奮闘しているとのことでした。被災地を訪れた有名な芸能人と撮った写真を添付してくれ元気な様子でした。

一人が出来ることなんてたかが知れてる。ひとつの団体であっても、出来ることは限られる。だから人はもっともっと繋がったほうがいい。たくさんの情報、複数の角度、様々な状況、いろいろなアイデアとめいめいの気持ち。想い。”世界を変えることはできなくても、誰かの人生を変えることはできる”かも知れない。

石巻日日新聞に関するニュース。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1107/28/news002.html

http://news.walkerplus.com/2011/0907/5/



11月にはまたスコップ団に参加します。http://blog.goo.ne.jp/cheapdust