とにかく、バスに乗り岩手へ。
翌朝6時前に遠野駅着。一睡も出来なかったけど…(ー_ー;) 宿に荷物を預けさっそくボランティアセンターへ歩く。
夏が終わってボランティアに参加する人も少し減ったようだけど、それでもここのセンターには結構な人数が集まる。100人はいたと思う。募集人数は下回ってますがね。
何人かのスタッフさんは僕のことを覚えていてくれたようだ。遠野ではいろいろな資材がやや不足気味で、参加者がつけるワッペンも出来れば使い回しして欲しいとのこと。そんなこともあろうかと前回のやつをとっておいた。ガムテで貼っつける。
今回選んだ現場は大槌町。大規模な津波被害に加え火災が多発した町。ビルの上に船が乗っかった映像が印象的だった町。ひょっこりひょうたん島のモデルになった、小さな島が湾内に浮かぶ。
海から300~400メートルくらいか、緩やかな丘、というか段々畑みたいな形で立ち並んでいた家の、お庭の清掃。ガレキや焼けた枝などの撤去と、この時期は草むしりが作業する者をなかなか苦しめている。ひと夏すぎてしまったからね。驚くほどはびこるものだ。
黒く焼け焦げた庭木。このあとのこぎりで切り倒します。
休憩は近くにある小学校の校庭で。すぐそばに仮設の酒屋さんがオープンしてた。ここよりもっと海寄りにお店をかまえていたが津波で壊され、こちらへ移設されたそうです。手書きの看板。
水と、オロナミンCを購入する。
午後はひたすら草むしり。今週は真夏のような日照り。こりゃ焼けるな…。
校庭の、海側に立つ桜の樹たち。
隊長の許可をもらって撮影。ここにも波は来ただろうに。来年の春も、咲いてくれろ。
作業が終わり遠野への帰路につく。酒屋のおじさんが手をふって見送ってくれた。
さて第2のふるさと(笑)遠野へ。町では今週末行われる祭りの準備が進められていて、ときどきどこかから、笛や太鼓の音が聴こえる。